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若きハープ職人

いつもブログをお読み下さり、ありがとうございます!



週末はグラスゴーで毎年行われる多文化フェスティバルでの演奏でした。





インドの伝統音楽 のリズムの取り方・音階などを学ぶとても良い経験となりました。
スコットランドにいると様々なジャンルの音楽家と出会う事が多く、ケルト音楽以外の民族音楽 フュージョン を演奏・聴く機会が増えてきました!





話題は変わりまして今日は、スコットランドで出会った 若きハープ職人ニノさん についてブログに書きたいと思います。






ハープ職人さんとの出会いのきっかけは、急遽出られなくなったハープの友達にコンサート演奏の代役を頼まれた事でした。




コンサート前日の晩に演奏を頼まれるという急な依頼。
しかも、内容は楽器製作を学んでいる学生さんの  ハープ製作発表会 での演奏ということでした!





迷ったのですが、友達のピンチという事で引き受ける事に。
会場は「Kelvinbridge」駅近くのホールでした。







サウンドチェックの為に会場へ到着すると、手作りハープ が並べられていました。





ハープ製作者のニノさん は、楽器製作を学ばれて9年目。
ヴァイオリン・ギター製作を学び、現在のハープ製作に行き着いたのだそうです。





1年かけて作ってきたハープからは、ニノさんのこだわりが感じられます。





ニノさんはフランス出身で、1台目のハープはブルターニュの本だけを読んで製作されたというから驚きでした。




何種類もの木が一台のハープに使われており、本当に素敵な音色がしました。
ハープには扉が付いていたりと個人の こだわり や、面白い 実験的な部分 も見られます。




ただ、この数日前に楽器が割れてしまったらしく、1台は低音は弾けないという問題もありました。また、ハープにはレバーがまだ付いていなかったので、調を変えることが出来ず、限られた曲しか弾けない状況でした。



しかし、聴いてくださるお客さんにはハープの状況など関係ない為、演奏者としては ピンチ でした!




ハープを自分の子どものように扱うハープ製作者のニノさんの想いを受けて、何とかコンサートを成功させたいということもあり、フルートとハープのデュオ演奏も取り入れてバラエティを増やすことにしました!




ちょうど日本からスコットランドにフルート奏者の智子さんが来られていた奇跡的なタイミング!
本番直前にお願いしたにも関わらず、素晴らしい演奏をして下さった智子さんには頭が下がります!



演奏で楽しい空間を作れ、2人でホッとしていたのでした。







(製作発表会で弾かれるハープとギターがステージにずらっと並べられていました。)





私達音楽家が音楽を長年勉強しているように、楽器製作者の方も長い年月をかけて楽器製作を学び、こだわり  を持って楽器を作っているという事を実際に肌で感じられたとても新鮮な経験でした。
日々楽器と向き合っている ところなど表現の方法が違っても音楽家とも共通するところが多いのだと知りました。








(後日弾かせてもらった鉄弦ハープ。)




ニノさんの作ったハープの音色がとても好きで、また弾かせてもらえる日が来れば良いなと願っています。




卒業後は、ハープメーカーに就職して修行を続けるそうです。
きっとこれから素敵なハープを沢山生み出されることと思います。今後の活動がとても楽しみです!



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