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イギリスへの音楽留学について

いつもブログをお読みくださり、ありがとうございます。

スコットランドでハープを勉強中の@rikoharpです。
新学期から1週間が経ち、無事に週末を迎えています!




イギリスへの音楽留学について相談を受ける事が増えてきたので、今回は今通っている音大の大学院についての記事を書きたいと思います。

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修士課程のコースについて



この9月から英国王立スコットランド音楽院の大学院2年生となりました。
1週間の授業を終えて思うのは、


「 在学期間を2年間にして本当に良かった!」 という事です。


私の場合は当初、1年間大学院に在籍予定でした。
しかし、まだまだこの学校で学べる事が多くあると感じ、途中で2年コースへの変更願いを出したのでした。


日本に帰ってのビザの変更など、手続きが何かと大変でしたが、
その価値はあったと思います。


今通っている大学には 修士課程 として
1年コースMA (Master of Arts in Music)
2年コースMMus (Master of Music)

という2つのコースがあります。

伝統音楽学科の場合は、
1年コースも2年コースも最初の1年目の内容はほとんど同じで、
違い は、1年コースのみ夏休み期間に卒業研究、またはプロジェクトを行わなければならない事です。



MA (1年コース) の友達の例を挙げると、
卒業研究として、ヴァイオリンの弓の使い方について論文を書いていたり、
アメリカでツアーを組んで、スコットランドの曲を演奏してまわったり、
CDを作ったり…

とかなり自由な内容で、修士課程を終えていました。


昨年、伝統音楽学科の修士課程に入学したのは私含め 9人
その中で2年目に残っているのは、5人です。



1週間が過ぎ、2年目に残って良かったと思った理由をいくつか下記に挙げます。



理由 1 学校に慣れているので、最初から音楽だけに集中できる。

→ 昨年は、学校のシステムを学ぶこと・英語での授業に慣れること・友達作りなどで、音楽だけに集中できるようになるまで 半年程 かかりました。今年は、練習室の予約方法・授業の乗り越え方・必要な練習量などを既に知っている分、はじめからトップギアで臨むことが出来ています。




理由 2 授業の評判を知っているので、良い授業を選択してとれる。

→ 昨年、定員がいっぱいで取れなかった授業や、良い評判を聞く授業などを2年目に選択・聴講する事が出来ました。




理由 3 学校内の先生を既に知っている為、融通が利く。

→ 私の場合は、伝統音楽のジャンルでピアノを学びたいとずっと思っていました。
それを数か月前から教授に相談し続けた結果、ハープのレッスンを15分削る代わりにピアノレッスンを受けられるという特別措置をして下さいました。




理由 4 音楽活動の幅が広がる。

→ 2年目に残っている学生は、1年目の演奏経験が生き、以前より規模の大きいプロジェクトに参加するチャンスを得ている人が多いと感じています。例えば、カナダで行われる Celtic Colours というイベントに学校から演奏に行ったり、学校で 演奏者登録 をしてBGMなどの仕事をもらう人も増えてきています。




理由 5 新しい人に出会う

→授業のメンバーが昨年とがらりと変わり、学部の4年生との授業が多くなりました。
  新しく大学院生も加わり、新しいメンバーと一緒に演奏する機会が良い刺激となりそうです。
 
(今年は、大学院生に中国からフィドルを弾く新入生が加わりました。これで、学部内のアジア人は私含め学部創設以来過去最多の3人に!アジアでもケルト音楽が今後、さらに盛り上がる予感がしています。)






まとめとしては、2年目は 1年目のやり残しを無くす 為に良い機会となる気がしています。
音楽留学という面では、頑張り次第で2年目は 演奏のチャンス も多くなりそうです!



しかし、必ずしも2年大学院に行く必要があるかと言うと、それは人それぞれで1年で十分に成果を挙げる事は可能だと思います!
(個人的にも1年で帰っていても、それはそれで良かったと思います。)


伝統音楽に関しては、スコットランドの音楽を聞いて育ってきた地元の人達とバックグラウンドが違うので、その感覚を身に着けるのに時間がかかりますが、クラシック音楽の場合はまた違うのかもしれません。





イギリスの音楽大学の学費について



ヨーロッパには年間の学費が数万円という国もある中、イギリスの音楽大学の学費は高めです。
また、イギリス・EU圏以外の学生には高めの授業料が設定されています。


下記は、英国王立スコットランド音楽院の2018年度の学部生の年間授業料です。
スコットランド以外のイギリス人 の学費が EU圏 の人よりかなり高いのは驚きです。


スコットランド人・EU圏の人約28万円 (£1,820)

イギリス人約143万円 (£9,250)

EU圏外の人約248万円 (£16,026)

 


今通っている修士課程の場合も2年コースはEU圏外であれば、上記学部生とほとんど同じ値段です。
1年の修士コースはもう少し高めになっています。



従って、イギリスへの音楽留学を叶える為には 奨学金 が重要になってくると思っています。
日本で留学前に奨学金を応募する事に加え、入学時の演奏のオーディションの結果次第で、学校から全額奨学金・また一部奨学金を受け取れる場合もあります。
(私も一部奨学金ですが、助けになりました!)


少しでもイギリスへの音楽留学を考えている方の参考になれば嬉しいです!




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