会社員と音楽活動の両立を振り返って


お世話になっていた会社を退職してから2ヶ月経って書いた記事。
更新せずに眠っていたので、今回アップしてみます。







仕事と音楽のダブルキャリア



私は大学を卒業後、人材派遣会社に音楽と仕事を両立するWワーク社員として新卒で入社しました。

平日オフィスワークをしながら就業後や土日を使って音楽活動をしていました。

会社では毎日、 ランチタイムコンサート が開催され、週に1度は必ず出演機会がある等、全面的に音楽を応援してくれる制度が整っていました。


1-1. そもそもの入社のきっかけ


就職活動・挫折・スコットランドへ


その当時通っていたのは、一般大学
心理学を勉強していました。
音楽活動もしていましたが、趣味の範囲内だったのです。

そこから音楽家を目指すのは、普通に考えれば無謀な事だったのかもしれません。
それでも小さい頃から、ずっと楽器の奏者になるのが夢でした。
大学時代から、いつかはハープの演奏家として生計を立てられるようになりたいと思っていました。



自分と向き合うきっかけになった就職活動


とは言っても、いきなり音楽で食べていくのは難しく、まだまだ勉強が必要だと判断。
周りの友達と合わせて3年生の秋から就職活動を始めました。

しかし「音楽がやりたい」という気持ちが強く、全く上手くいきませんでした

沢山の説明会に参加しても、しっくり来る企業は無く、面接も上手くいかなかったのです。


終いにはとある企業の面接で、うちへの就職じゃなくて「ハープの演奏家」を目指した方が良いんじゃないかと言われてしまいました。

それをきっかけに就職活動を辞めました



新たな世界に踏み出す為に


将来の不安ばかりが募る日々・・・。
この状況を何とか変えたい!

そう思い、2013年春に短期のスコットランド行きを決意しました。

就職活動を辞めた時、何か他の行動をするしか選択が無かったのです。
いつかは行ってみたいと思っていたスコットランド、エディンバラハープフェスティバル、ハープ工場に行きました。

★その当時のブログ記事
イギリスから帰国!(2013年 4月)


スコットランドでは、外国人の私が伝統楽器であるハープを弾いているからか、演奏をすごく褒めてくれました。
就職活動の後、弱っていた私でしたが、スコットランドでの経験が自信に繋がり、日本に帰国してハープを頑張ってみる決意をしたのでした。


就職先との出会い


ハープ一本でやっていくと公言していた矢先。
もうになり、就職のことは考えていなかったのですが偶然、ある会社についての話を耳にしました。

その会社では、音楽家や役者を目指しながら働いている社員が沢山いて、
会社員と音楽活動を両立できる制度があるという事でした。

その時に「私が探していた会社はきっとここだ!」と感じ、応募し縁あって採用されたのです。
いつかは音楽家になることを目指して就職する事にしました。


1-2. 入社、仕事内容


辛かった研修


業務内容等は良い意味で他の新入社員とほとんど変わらず。
研修では2ヶ月間の飛び込み営業も経験・・・。
1日100件の会社訪問を目標に、歩き回りました。

飛び込み営業は大変でしたが、その中で仲間と協力する楽しさや、人の温かさを感じたこともありました。
この研修があったからこそ、ある程度の事は乗り越えられるメンタルがついた気がします。

配属後は、「仕事と音楽の両立を支援する」部署にて営業・事務などのお仕事をさせて頂きました。

その際、音楽活動をされながら収入の為やスキルアップの為にオフィスワークと両立している音楽家の方に沢山お会いする機会があり、
様々な形で活動をするミュージシャンの方と話す機会はとても勉強になりました。


★その当時のブログ記事
音楽と仕事を両立すること



音楽家にも色々な形がある、と学んだのでした。


会社員だからこそ出来たこと

会社に所属しているからこそ出来た音楽経験も沢山あります。

例えば、1000人規模のホールでの演奏。
会社のイベントでの演奏でした。
とても緊張しましたが、本当に良い経験となっています。

また、御堂筋のイルミネーションコンサートに出演させていただいたり、他企業の社員食堂で演奏をさせていただくなど、
会社の業務として仕事がいただける事もありました。

中でも、社内のコンサートの企画から運営まで携わらせてもらえた事は本当に貴重な経験でした!

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まだ何も分からない1年目の新入社員だったにも関わらず、沢山の機会を下さり有難かったです。
これらは、きっと私個人の力では出来なかっただろうなと思います。



大変だったこと

一番大変だった事は練習時間の確保です。
平日は仕事、土日はレッスンや演奏のお仕事があり、休みは無いに等しい毎日でした。

そんな中、練習時間を確保するのは難しく始めの頃は、帰宅後に疲れて寝てしまう日も多くありました・・・。


しかし本番はやってくるので、朝の時間仕事から帰って来た後の時間に練習をして乗り越えていました。


また、仕事モードから演奏モードへの切り替えも大変でした。

例えば、営業から帰社して10分後にはドレスで演奏していることも!




1-3. Wワークを続けられた理由



お仕事をしながらの演奏活動は大変なこともありましたが、頑張れた理由が3つあります!



① 同じように頑張っている同期や先輩が近くにいたから。

社内には、私以上に仕事と音楽の両立の為に努力し、活躍している同期先輩がいました。
しかも、人柄が素敵な方ばかりで私にとって憧れの存在でした・・・。

このような尊敬できる仲間のおかげでいつも刺激を受けて頑張れました!



② 常に目標を持っていたから。

私は入社以来、常に「ケルティックハープを日本に広められるような、ハープ奏者になりたい」という目標を持って動いてきました。
その為に会社で一生懸命学び・会社に貢献できるよう働くことが将来、きっと夢の実現につながると信じ、頑張ることが出来ました。

また、入社した頃からスコットランドでハープを勉強したいと思っており、貯金の必要があったことも続けられた要因の一つです。



③ 応援してくれる人がいたから。

応援してくれる「」の存在は、やはり大きかったです。

会社の先輩方はいつも温かく見守って下さり・指導してくれ、同期は、励ましの言葉を掛けてくれたり、コンサートを見にきてくれました。

友達は疲れている時、いつも話を聞いてくれました。
母は毎晩、夕食を作って待っていてくれました。

支えがあったから、会社員と音楽活動を両立できたと思います。


私は、1年8か月で退社してスコットランドへの留学を決めましたが、
音楽家の働き方に正解はなく、みんな違っていて良いのだと思えるようになりました。



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